【書評】NO.144 齋藤孝さんが書かれた「読書する人だけがたどり着ける場所」を読みました
本の記録NO.144
齋藤孝さんが書かれた「読書する人だけがたどり着ける場所」を読みました。
【本の感想】
私は、趣味で読書をしているわけですが、このまま読み続けると、どうなるんだろうとふと思います。
そんなときに「読書している人だけがたどり着ける場所」という題名が目に留まりました。
その「場所」が何なのか猛烈に知りたくて、この本を選びました。
結論から言うと、この本には書かれていません。
この本は、
●読書をこれから始めようと思っている人
●自分の読み方に疑問を抱いている人
が、読むのがいいかなと思います。
思考力・知識・人格・人生を深めるためには、
どんな本をどんな風に読むのがいいのかが書かれています。
【読書ノートに残した言葉】
読書は「体験」
体験は人格形成に影響します。
「AIにできることは学ばなくていい、AIにできないことだけ一生懸命学ぶ」という考えは、人生を豊かにしてくれません。
→AIが出てこようが出てこなかろうが、「自分の人生をいかに深く生きるか」が重要
浅い・深いはどこから来ているかー 一言でいえば教養
教養とは、雑学や豆知識のようなものではない。
自分の中に取り込んで結合し、血肉となるような幅広い知識
教養が人格や人生にまで生きている人が「深い人」です。
本を読んでぐっときたら、その言葉を自分だけの名言としてとっておく。
人が生きる意味を問いながら、その深みを掘っていくのが人生の醍醐味