ほんのむし

本が好き。本の記録。読書を通して自分自身を見つめなおしたい。

【書評】NO.132 藤原和博さんが書かれた「僕たちは14歳までに何を学んだか」を読みました

本の記録 NO.132

藤原和博さんが書かれた「僕たちは14歳までに何を学んだか」を読みました。

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【読書ノートに残した言葉】

「根拠のない自信」
=未知の世界に、計算が未完で読みきれなくても突っ込んでいくパワー

 

他人と違うことをやっても叱られなかった、喜ばれた、褒められた

という体験の蓄積

 

ユニークな特徴を持った子に育ってほしいなら、
その孤独に耐えるだけの根拠のない自信を育て

 

何歳からスマホを持たせるか
→10歳まではできるだけ生の体験で遊ばせる

 

突出してこだわれる者たちが、

市場を根底から変えるような革命家として変態する。

 

こだわりが強いから、試行錯誤を続ける根気があって、

成功するまで諦めない

 

子どもが何かに没入し集中して向かって行く時に、邪魔しないこと

 

 

【本の感想】

 

西野亮廣 さん・堀江貴文 さん

前田裕二 さん・亀山敬司 さん



藤原和博さんが今リスペクトされてる、また、今を代表する4人と、

14歳までに何を学んだかを対談する中で、

これから生きていく上で必要な力は何かを探っていく本です。

 

子どもを育てている身として、

これからの時代を、子どもが「自力でお金を稼ぎ生きていく」ためにはどんな力をつけていけばいいのか、そのためには親である私が何ができるのか常に考えています。

 


本の内容としては、西野さんや藤原さんが書かれた本を読んだことのある方なら、

知っている内容の方が多いかもしれません。

しかし、対談形式なので量も多くなく、分かりやすい。
あっという間に読めてしまうので一読してみても良いかもしれません。

私は、

自分の子どもには、「根拠のない自信」をつけたいと強く思いました。

 

子どものことをどこまでも信じ、見守る。

この「見守る」が難しい。

つい、口を出し、手を出し...

 

 

a-loving-home.hatenablog.com

 

しかし、上記の「怒らないですむ子育て」にも書かれているように

 

▷親の役割は「子どもが小さいためにまだできないこと」をよく考えながら、

「子どもが本当はしたいこと」をできるだけ実現していくこと。

 

 やはり、私は、

どこまでも子どもの「無限の可能性」を信じ、

「一番の応援者」になりたいと思います☺

 

また、

私はこの4人の中で「前田裕二さん」との対談が一番興味深かったです。

 

▷「自分の人生の手綱は自分が握らないといけない=自分の自由になるお金をもつ」


▷「たとえ自分のいる環境や境遇がマイナス100としても、そのマイナスをプラスに変えることができたこれまでの力の源泉は、僕が受けた愛情の総量にある。」


これらの言葉を聞き、辛い人生だったからこそ生まれた強さを感じました。
そして、お兄さんとのエピソードには涙が溢れました。


前田さんが書かれた本を読んでみたい。
一気にファンになりました。