【書評】No.131 藤原和博さんが書かれた「10年後、君に仕事はあるのか?」を読みました
本の記録 No.131
藤原和博さんが書かれた「10年後、君に仕事はあるのか?」を読みました。
【読書ノートに残した言葉】
ネットワークが広がれば広がるほど、
AIが高度化すればするほど、
人間がより人間らしくなるはず。
あとで選択の場が広がるように、
基礎学力を高めることは必須
子どもの頃に遊んでいない人は発想が豊かじゃないから「伸び代」がない
=10歳までにどれほど遊んだかが大事
教育は伝説・感染
=大人の学んでいる姿こそが、子どもにとって最高の教材
どうしたら人柄を高められるか
→目の前にいる人に真摯に向き合うこと
「もう歩き始めているか、最初の1歩を上り始めたか」だけが大事
キャリアの大三角形
20代の5〜10年で「左足の軸」
30代の5〜10年で「右足の軸」
40代から50代にかけて、三角形の頂点をつくる
3歩目は思い切り遠くに踏み出す。
50代までに三角形ができたら、
60代からは上に高さを出す。
まずはクレジットを大きくするためにキャリアの第三歩目を大きく踏み出すこと。
そして、三角形の基盤(クレジットの面積)ができたら、60代から高さを出して3Dの三角錐を作り、自分の人生を彫刻するようにデザインしていく。
子育て三原則
1.10歳までは思い切り遊ばせる
2.海外を経験させる
3.面倒なほう、厳しい道、よりタフな状況を選ばせる。
修正主義・先例主義・事あれ主義
【本の感想】
奈良市立一条高等学校校長(2018年3月退任)である藤原和博さんが
高校生や教師、保護者に語りかけるように書かれた一冊。
●仕事が消滅していく社会でどんなチカラを身につければいいのか。
●未来を生きるための「雇われる力」とは何か。
●一生が90年のライフデザイン
と人生の教科書になる内容でした。
西野亮廣 さんが著書や講演会でも尊敬する人として名前を挙げられている藤原和博さん。
ずっと藤原和博さんの本が読みたくて、
今回やっと借りることができました。
本を読み終えた時に思ったこと。
それは、
見えない未来は不安だけど、
情報編集力や希少性を獲得していく努力を子どもたちに伝えるともに、
私たち親世代も、寿命が延びてる今、同じ努力が必要なんだということ。
キャリアの大三角形 に関しては知ってはいましたが、
⚫︎3歩目を大きく踏み出し、面積を広げること
⚫︎高さを出すこと(三角錐)
に関しては初めて知り、今回より深い気付きが得られました。
自分の人生をキャリアの三角形で考えたとき、
私は20代の一歩目は、10年=1万時間かけ「左足の軸」を固めました。
そして、今、私は2歩目の右足の軸を踏み出したちょうど3.4年目のところにいます。
今は、自分が今いる場所で1/100×1/100=1万人に1人の人材になれるように勉強していきたい。
そして、将来、40代の3歩目をどう踏み出すかワクワクしてきました。
3歩目は大きく踏み出し、面積を広げていきたい!