ほんのむし

本が好き。本の記録。読書を通して自分自身を見つめなおしたい。

【書評】NO.96 本田健さんが書かれた 「きっと、よくなる!2」を読みました。

本の記録NO.96

本田健さんが書かれた「きっと、よくなる!2」を読みました。

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本の感想

分かち合えれば、もっと豊かになれる
あなたのもっているよいものを他の人と分かち合って下さい。

自分にはたくさん分かち合うものがあると気づくことが、豊かさへの入り口です。

 

どんなときでも、楽しむと決める
自分が楽しいかどうかで物事を考える、人生は楽しむためにある。

 

まずは自分の「大好き」に正直になる
自分の大好きなことな何か、意識してみる。
楽しいこと、ワクワクすることを少しずつ始めてみる。

 

幸せなお金持ちが引き込む五つの流れ
五つの流れを上手に自分の人生に引きこむ
1.人 2.情報 3.チャンス 4.お金 5.感謝

 

まずは百人のファンをつくる

 

幸せに成功するための八つの勇気
①自分らしく生きる勇気
②最悪の可能性をみる勇気
③最高の自分に出会う勇気
④自分の欲しいものを明確にする勇気
⑤果敢に行動する勇気
⑥まわりの人より先に行く勇気
⑦変化を恐れない勇気
⑧愛情を表現する勇気

 

理想の一日を書き出してみる
大切なのは想像力。

想像しているうちに現実の自分がそちらに引っ張られていく。

 

「幸せプログラム」を起動させる法
それは、幸せに生きようと決心することから始まる。

 

過去と未来を片目で見つつ、いまを生きる。
人生は、いまこの瞬間に起きていることの積み重ねでてきています。
大切なのは未来と過去の両方を意識しながら、現在に意識を集中することです。
また、心の平安も現在にいることでしか実現しません。
未来や過去に意識を向けたまま一生をすごさないように、気をつけたいものです。

 

なぜ靴をそろえると成功できるのか。
「普通の人は目の前のことに意識を100%集中できない。

だから成功しないんだ。
仕事をしているときは別のことを考えている。

そこら中に意識が散っている状態なんだ。

エネルギー漏れを起こしている状態なんだよ。」
一つひとつ物事を完了させる癖がついていくと、目の前に100%のエネルギーを集中させられるようになる。

 

運を良くしておくための秘訣5つ
1.自分のまわりを大好きなもので満たすこと
2.自分の大好きなことをやって時間をすごすこと
3.運のいい人とつきあうこと
4.人を日常的に喜ばせること
5.感謝すること

 

永遠の学習者にならない。

 

自分が生きる残りの日数を数える
元気に活動できる年が七十歳までだと仮定して、今、四十歳の人だと365×30=約一万一千日
残りの人生で、あなたは何をやりますか、何をやり残したしたら、後悔するでしょうか。

 

 

前回読んだ「きっと、よくなる!」が心に響いたので、続編も読みました。

今回は[お金と仕事]編という副題がついています。

 

前回同様
「時間=命」
そして、
「好きなことをしているか」ということを突きつけられます。


70歳までだと仮定すると私に残された日数は一万二千日あまり。
ここから1/3を睡眠時間とするならば使える時間は八千日あまり。

 

具体的に数字で表されると、時間=命なんだということが改めて意識させられます。


私はその時間を何に使うのか、何をしたいのか。
何をやり残したら後悔するのか。

 

子どもたちを見ていると、ただ真っすぐに好きなことをしているなと思います。

大人になると経験や人目、世間体などが気になり、自分の「好き」という気持ちにブレーキがかかってしまう。

時には、守るべきものの存在が「挑戦」をしにくくさせていることもあると思います。

 

「経験」ということから言えば、私は苦労してきたことが多くて、未来が幸せになるとうまく描けず、未来にとらわれることがよくあります。
あれこれと想像して取り越し苦労をしてしまうのです。

 

いざ、一歩踏み出すと、なんてことなかった、ということもしばしば。

 

過去でもなく、未来でもなく、生きているのは「今」
今を大切にしないとあっという間に過ぎ去っていくのが人生だと思えば、

もっと一日一日を大切にしたいなと思います。

 

今は、介護のことが重くのしかかり、なかなか幸せを実感しにくいのが現実です。

だけど、そんな「今」も楽しむことができたなら。

何か意味を見いだせたなら。

 

私は父とは性格が合わず、結婚して家を出れたときは「嬉しい」という気持ちでいっぱいでした。

家族みんなが父に気を使い、窮屈な思いをしながら生きてきた。

 

だけど、距離を置き、自分も子どもを産むと、父のことを少しは理解できるようになってきました。

 

父は歪んだ表現なりに子どもが好きなので、私の子どもたちをそれはそれは可愛がってくれています。

 

今の父の支えは、孫の入学式まで生き延びること。

それを支えるのが今の私の役目だと思っているのです。

 

そうはいっても、介護中は辛いこと、苦しいこと、腹立たしいこと...たくさんあります。そんなときは心の中で「きっと、よくなる」「絶対によくしてみせる」と思いながら踏ん張っていきたいです。