【書評】NO.101 沖幸子さんが書かれた「人生を豊かにする小さな1分の習慣」を読みました。
本の記録NO.101
沖幸子さんが書かれた「人生を豊かにする小さな1分の習慣」を読みました。
【読書ノートに残した言葉】
自分のくだらない性格やクセが自分にプレッシャーをかけている。
他人は自分が気にするほど、何も思っていない。
すべては自分の思い込み、独り芝居かもしれない。
どうでもいいことでクヨクヨするのは後ろ向きで暗いし、少しも楽しくない。
自分で自分を苦しめてどうなるの。
こころが落ち込んで汚れて澱むと、呼吸も乱れて、脈拍も早くなっています。
朝の深呼吸が、汚れる前の”こころのまめなそうじ”だとすると、ときには緊急の”こころの大そうじ”も必要です=深呼吸
歳を重ねて「ああよかった」と思える充実した人生は、
”礼儀正しく生きること”と”親切なこころを持ち続けてること”
小さな夢を、それもできるだけ具体的なものをイメージし、想い続けること。
そして、その夢を生きる支えに前向きに人生を送れば、チャンスはやってくるのです。
たとえ叶わない夢があったとしても、願い続けるプロセスが生きる勇気を与えてくれる。
(イライラしたとき、疲れたとき)これからしたい楽しいことや美味しい食事をあれこれ思い浮かべながらリラックスします(帰りの車中で)
そして、玄関のドアの前にたどり着くまでに十分リラックスし、家に入る前にもう一度大きく深呼吸をします。
リラックスのダメ押しです。
風が部屋中に流れ、空気がきれいな部屋には、”汚れの悪魔”は居心地が悪く住みつきません。
【本の感想】
「小さな1分の習慣」
こんな短い時間で何を変えれるのか、何かを変えることができるのと思いながら読み進めました。
・深呼吸をする
・お家の換気をする
・夢を具体的に描く
どれも、簡単でありながら、心が固くなっていると、なかなか実践することができない。
特に、冬は、心も体も縮こまりがち。
また、歳を取ると、自分の凝り固まった考えに心が縛られ、自由な発想がしにくくなる。
守りの姿勢に入ってしまう。
守るものが多いから、当然ではあるんだけど、もっとおおらかに生きてどんどん吸収できる自分でありたい。
自分を無駄に責めることなく等身大で。
大きく深呼吸して力を抜いて生きていきたいです。
辛い時こそ、自分がリラックスできる方法を意識的にしていく必要があるのだなと感じました。
ハウスクリーニング会社の社長である沖幸子さん。
掃除の方法はもちろんのこと、歳の重ね方、生き方についても言及された本を書かれています。
沖幸子さんの生き方は、気持ち良いほど潔い。
きっと、背筋がしゃんと伸びた女性なんだろうなと想像します。
沖幸子さんは50代の生き方について書かれた本も執筆されています。
私は30代後半ですが、これから自分自身がどんな生き方をしていくのかを探る意味で、ぜひ今後読んでみたいです。