【書評】NO.88 西野亮廣さんが書かれた「革命のファンファーレ」を読みました
本の記録NO.88
西野亮廣さんが書かれた「革命のファンファーレ」を読みました。
本の感想
好きなことを仕事化するしか道が残されていない時代だ。
インターネットの特性を把握して広告の仕方を考える。
人が時間やお金を割いて、その場に足を運ぶ動機は、いつだって確認作業で、つまりネタバレしているモノにしか反応していない。
常識を疑い、実践し、修正点をあぶり出し、伸ばすべきポイントを徹底的に伸ばす。
その繰り返しだ。
その先にしか未来はない。
100歳時代の僕達が幸せに生きていく為にやらなければならないことは、「アンチエイジング」を推奨することではない。
歳を重ねることを、「衰え」ではなく、「成長」にすることだ。
個人の信用そのものが売り物になる職業が世に出てくるだろう。
「しるし書店」=読書家という仕事
負けない(負けようがない)下地を作って、頃合いを見計らって勝負に出る。
行動することに、勇気は必要ない。
一歩踏み出すために必要なのは、ポジティブシンキングではなく、ロジカルシンキングだ。
情報は、行動する人間に集まり、更なる行動を生み、また情報が集まってくる。
行動の連鎖だ。
勇気のせいにしてはいけない。
今、あなたが行動できていない理由は、あなたが、情報収集をサボっているせいだ。
努力だ、圧倒的努力。
これに尽きる。
私は「アメトーーク」が大好きです︎。
TV番組はほとんど観ないので、唯一観る番組といってもいいくらいです。
「アメトーーク」の中で、西野さんの特集がされたとき、初めは自分に酔いしれてる方なのかな?ビックマウスの方なのかな?としか思わなかったのですが(失礼)、
絵本の無料公開やクラウドファンディング、そして2回目のオンエアを観たとき、自分の中の西野さんのイメージが大きく変わりました。
「根拠のない自信」のように私が思っていたその裏側には、確かに裏付けされた理論があり、また、人を、自分自身を楽しませたいという思いが強く感じられました。
そして、新しい働き方や新しい生き方を世の中に大きく投げかけている感じがしたのです。
私は、インターネットで儲けようとかは全く思ってません。
だけど、気になって仕方がないのはきっと西野さんの人柄や考え方に惹かれる何かがあるからだと思います。
なぜかと考えた時、「読書」が原因の一つかもしれないと思いました。
私は「読書」が大好きです。
本当は、図書館で借りた本でなく、新書をたくさん読みたい。
なぜ、新書を買わないのかというと、本がもったいなく感じるからです。
私は1回本を読むと十分で本を2回読むことはめったにありません。
家が狭いので、たくさんの本を置いておくスペースはない。
じゃあ、捨てるの?
それはもったいなくてできない。
大切な本を1回読んで捨てるなんてできません。
それで、本を借りるという行動に出ています。
読んだ本をもっと気軽に人に譲ることができたり、もし可能であれば半分の値段でも売ることができたら、また新書を買うお金にすることができると思うのです。
そして、思う存分、読書をして、思う存分、読書ノートを書きたい。
西野さんが言われる読書家として、もし、お仕事が出来るならとても幸せだと思いました。
だけど、そんなことでお金を稼ぐことなんてできやしない...
心の奥底でそう思うのです。
「どうせ、できやしないだろう」と。
こんな私だからこそ西野さんに惹かれるのだと思います。
私も、好きなことをとことん掘り下げたい。
せっかくこの本に出合えたのだから。