【書評】NO21.「部屋とこころのシンプルな掃除」を読みました
本の記録NO.21
ドミニック・ローホーさんが書かれた「部屋とこころのシンプルな掃除」を読みました。
この本を選んだ理由
大好きなドミニック・ローホーさんの本、5冊目
つい気になって手に取ってしまいます。
本の感想
エネルギーをやらなくてはいけないこととは全く関連性のない物事に使い果たし、日常生活の足場を失い、多忙さの渦の中に巻きこまれていく。
やらなければならないと知りつつ、取り組まないことが、常にストレスを生じさせますし、仕事を後日に持ち越すことは「逃避」を意味し、それは挫折をもたらします。
厳しい言葉です。
「todoリスト」って取り組みやすいものはすぐに終わらせることができるのに、苦手なことや難しいことは後回しにしてしまいます。
そうするとどんどん自分にとって辛いtodoが溜まってしまう...
私はtodoリストを付箋に書くのですが、たくさんの付箋は自分にとって本当にストレスです。
期日を明確にして終わらせる勇気が必要ですね。
掃除の目的はよく生きること。
身の周りのものが気持ちよく「今」という瞬間に備えられるように、自分なりにベストを尽くすことなのです。
自分が「今」を気持ちよく生きるための掃除。
「今」を生活しやすく、「今」ベストを尽くすため。
そう思うと、気持ちがしゃんとします。
早朝の数時間を自分にエネルギーを供給するために、そしてその日一日を準備するために用いることです。世間はまだ眠っています。空気もまだ様々な活動や雑念の渦によって汚染されていません。
子育てと仕事
自分の時間がありません。
「朝活」が必要なときに来ているのかもしれません。
読書、読書ノート...一人で集中してしたいことがたくさんあります。
幸福とは、まずこころの平安、魂の平安。
それは内面に見つけるもので、外から入ってくるものではありません。
将来訪れるかもしれない、当てにならない幸福のために心身を擦り減らすことはやめるべきです。今という時間を喜びの内に生きることを学びましょう。今、手が届く幸せの味わい方を覚えましょう。
明日を追いかけて走り続けたり、過ぎ去った出来事に気を奪われるのもやめましょう。自分の中で最高の自分になるのです。
幸福とは外から入ってくるものではない、自分の内にみつけるもの。
過去でもなく、未来でもなく、今、生きていること、家族と過ごせている当たり前の日常を大切にしたいと心から思います。
これから
ドミニック・ローホーさんは「今」生きることの大切さを教えてくれる。
「自分が願っていることをこの瞬間に達成しようと、今、初めの一歩を踏み出してみましょう」
背中をぐっと押してくれる優しさ、強さ。
まずは朝活を頑張ってみよう。