【書評】NO.20「無印良品でつくる子ども空間」を読みました。
本の記録NO.20
吉川圭子さん監修「片づけが楽しくなる 無印良品でつくる子ども空間」を読みました。
この本を選んだ理由
確かに無印良品の製品はシンプルで使いやすい。
ただ、お値段が安くない。
いいなと思いながら憧れで終わってしまいますが参考にしたいです。
そして、「子ども部屋」問題。
おもちゃで溢れていてごちゃごちゃ。
なんとか解決したい!とこの本を手に取りました。
本の感想
シンプルだからこそ、自分でできる
シンプルだからこそ、想像が膨らむ
片づけなどの仕組み作りにも、遊び道具にも当てはまる気がします。
保育園や児童館ってとてもシンプルな作りになっているなと思います。
片づけの場所が明確で、必要なもの以外はない。
それでこそ未満児さんも自分でできるんでしょうね。
子どもは散らかすのが大好き
でも雑然と散らかっている部屋だと子どもはいろいろなものに気をとられ、目の前のことに集中できません。
部屋が片づいていると「やりたいこと」が「やりたいとき」に思いっきりできる。
お休みの日、お片付けした後の、すっきりした部屋で長男が必ず遊び始めたのがプラレールなんです。
平日は時間がないというのもあると思いますが、きっと子どもなりに
部屋が片づいている=広い=思いっきりプラレールができる!と考えたのだと思います。
自由にレイアウトされ、プラレールを満喫する子どもの顔を見ては、日頃散らかった部屋であることを後悔しました。
10~15分以内を目安に片づけが終わるのがベスト。それ以上かかる場合は
・収納方法を見直す
・収納の量を見直す
・片づけサイクルを見直す
片づけに必要なのは能力でもセンスでもなく、習慣になっているか、なっていないかです。習慣づけるには、できるだけ「簡単にできる」やり方であることがポイント。そのためには大人がきちんと環境を整えてあげることが大切
具体的で分かりやすい。
早速取り入れたいと思います。
まずは、10~15分以内で片づけを終えることができているかの確認。
そして、「簡単にできる」やり方=環境を整える
1つのBOXに1つのおもちゃ、ラベリングもしたいと思います。
これから
子どもだけでなく、大人にもあてはまる考え方。
特に、「自分でできる」が子どもの自信となり、自立へとつながっていきます。
という言葉に惹かれました。
生きる力、自立...
子どもにつけたい力です。
お片付けが大切なのではない。
すっきり整った部屋で集中して物事に取り組む姿勢や
自分でやりぬく力、また、自分の物事に責任をもつことなど...
生きていくために必要な力を意識してつけていきたいものです。