【書評】NO.75 筆子さんが書かれた「1週間で8割捨てる技術」を読みました
本の記録NO.75
筆子さんが書かれた「1週間で8割捨てる技術」を読みました。
本の感想
〜1.今度こそ、捨てる!〜
今の暮らしに満足しているか?
幸せを感じているか?
もし、今の生活に満足しているのなら、無理にモノを捨てることもないと思います。
ですが、現状に不満があって、もう少しこうだったらいいなという気持ちが少しでもあるのなら、自分を考える第一歩として、モノを手放すことをおすすめします。
「何かを決める」という行為をすればするほど、
脳は疲れて、判断力が鈍り、うまく物事を決められなくなります。
これが「決断疲れ」です。
モノを減らすことは決断する機会を減らす行為でもある。
〜2.「捨て方」にも技術があった ウォーミングアップ〜
15分で27個捨ててみる
〜3.いよいよ開始! 「1週間で8割捨てるプラン」〜
片づけに使う時間は1回15分
1日1時間半〜2時間、
5〜8セッションにとどめる。
情報は溜め込んだり、知っていることよりも、その情報を使って何をするのかのほうが大切。
たくさんの情報を整理しようとすると、選別、整理だけでも相当な時間を取られます。
そういうことにエネルギーを取られてしまうと、肝心の情報を使う時間と気力がなくなってしまう。
〜4.一生リバウンドしない方法〜
人は、商品そのものがほしいというより、その商品を使った後に得られる暮らしが得たくて買い物をしています。
広告を見ては、自分の滞在的な欲望や見栄、今の生活への不満から、暮らしをよくしてくれそうなものを買ってしまいます。
私たちは今、本当に自分にとって必要であるか、どうか見極める時期にきているのだと思います。
〜5.ミニマリストの生きる知恵〜
本当に大事なものは、眼にみえる「モノ」ではなくて、眼に見えないもの。
たとえば愛、信頼、友情、希望、夢といった心を満たしてくれるもの。美しい音楽やよい匂い、気持ちのよい風、楽しい記憶など人生を豊かにしてくれるもの。
それなのに、私たちはいつも「モノ」ばかり追い求め、手に入れようとする。
ミニマリストはモノを減らす人ではない、
何もない部屋に住むことではない。
「レス・イズ・モア」
ミニマリストは「最小限のもので最大限に生きよう」としています。
小さな暮らしとは、身の丈にあった暮らし。
不用品を捨てて、身の周りを整理しながら、自分の心も整理して、自分が人生で本当にやりたいことをやっていく。
モノに振り回される生活はもう終わりです。
2015.2月に開設されたブログ「筆子ジャーナル」が大人気となった筆者。
自分の経験をもとにとても具体的に分かりやすく「捨てる」技術を伝えてくれます。
1日目は洋服
2日目はバック
3日目はキッチン
…と、とにかく具体的。
『欲しいモノがあるとき、私たちは「商品そのもの」より、「商品を使った後に得られる暮らし」を得たい』
という考え方は、今後の自分の「買う」という行為を見直すものになりそうだなと思いました。
自分がどんな暮らしをしたいのか、明確にすることが私が望むシンプルな生き方に繋がっていきそうです。
そして、「レス・イズ・ モア」の考え方。
人によって適量は違う。
自分の、そして、家族の適量を求め続けていきたいと思いました。
捨てることがゴールではない、自分が人生で本当にやりたいことをやっていくための手段としてモノと向き合っていきたいです。