【書評】NO.74 野澤卓夫さんが書かれた「自分を変えるほんの小さなコツ」を読みました
本の記録NO.74
野澤卓夫さんが書かれた「自分を変えるほんの小さなコツ」を読みました。
本の感想
〜はじめに〜
幸せは「探す」ものではなく、「気づく」もの。
がんばっても幸せになれないのは、大きな「理由」があります。
それは、目標を達成したり、目の前の問題を解決したりすることで、悩みや不安をなくし、自分の心を満たそうとしているから。
〜1.ありのままの自分を信じ、愛せるようになるコツ〜
自分に優しくできなければ、人に優しくすることはできません。
自分を責める自分を許す。
自分の身体、気持ち、命を大切にすることで、自分は人や社会から大切にされる存在になっていく。
自分を大きく見せるために何かに頼るのは、
すべて自分の自信のなさを埋めるため。
無意識に人と勝負しないこと。
ありのままの自分を、それ以上に見せようとしなくていい。
現実を受け入れないまま、理想を掲げたらどうなるかわかるよね?
理想と現実とのギャップに苦しみ続けることになる。
不安や恐れを受け入れ、可能性に目を向ける。
どんなにいいノウハウに出合っても、自分で自分を信じることができなければ、いくら努力を重ねてもそのすべてが意味を成さなくなる。
あなたは、自分がうまくいくと100%信じていますか?
自分が幸せになることを100%信じられますか?
〜2.自分の気持ちを満たすコツ〜
君が「本物になりたい」と思う理由は、自分のことを「本物ではない」と思っているから。
自分で自分を否定しているせいで、どれだけ結果を出しても、人に認められても、自分のことを認めることができない。今の自分を認めないかぎり、劣等感が消えることはない。
普段の自分が無意識に考えていることが、実際にかたちになっている
自分の人生が120%幸せになったら、あふれた20%が自然とまわりの人を幸せにする。
自分らしく幸せに生きること。
「自分の心の声を聴く」こと。
自分に嘘をつくと、心の底にしこりが残る。
そのツケは死ぬときに「後悔」というかたちであらわれる。
〜3.道を拓くコツ〜
自分が求めているものを理解していなければ、道を示してくれる人が目の前にあらわれても、その価値に気づかない。
出会いやチャンスがほしいなら、まず自分がどうなりたいかを決める。
〜4.自分を磨くコツ〜
〜5.人間関係で悩まなくなるコツ〜
〜6.問題の本質がわかるコツ〜
悩んでいるとき、ひとは今に意識が向いていない。
未来のことを考え不安になっていたり、どうにもならない過去のことを考えて後悔している。
妄想や過去のことを後悔しているとき、脳は大量の酸素を使います。
そのため、何もしていなくてもやたらと疲れてしまいます。
未来や過去にとらわれず今を生きる。
〜7.目の前の幸せに気づくコツ〜
現状を肯定的に見られること。それを「幸せ」っていうんだよ。
まどみちお
〜おわりに〜
必要なものは、すでに自分のなかにある。
幸せに生きるために必要な力や、進むべき道はすでに自分の内側にある。
自分の内側にないものを、外側にある何かで満たそうとするのではなく、自分の内側にあるものを生かそう。
「自分を変える」51個の小さなコツが書かれています。
優しく穏やかな文体で、そっと心に寄り添ってくれるよう。
毎回、毎回、書いていることですが、私は、自分に自信がなくて、また、一人で頑張りすぎるところがあります。
積み重なると、気持ちが爆発したり、自分を必要以上に責めてしまったりすることもしばしば。
小さいころから色々苦労が多くて、「自分が幸せになれるはずがない」と思うことが多いです。
私は、
自分がうまくいくと100%信じているかな。
自分が幸せになることを100%信じられているかな。
そっと心に聞いてみました。
今の私の答えは「NO」