ほんのむし

本が好き。本の記録。読書を通して自分自身を見つめなおしたい。

【書評】NO.116 枡野俊明さんが書かれた「幸運は、必ず朝に訪れる」を読みました。

本の記録NO.116

枡野俊明さんが書かれた「幸運は、必ず朝に訪れる」を読みました。

f:id:a-loving-home:20190425062433j:plain

 

 

【読書ノートに残した言葉】

 

幸運をつかむ機会は平等に訪れている。
ただそれを活かす人もいれば、活かせない人もいる。
→単に準備をしているか、いないかが違いを生む。
準備=心身が整っていること。
ヒントは禅語の「調心、調息、調心」

 

一日のはじまりである朝を充実させ、その日一日を整った心と身体の状態で過ごすことは、すなわち幸運を手にする準備をしているのと同じ

 

朝一日三〇分を活かせば、
一年間では一八〇時間を活かすことができる

 

達成感(満足)→自信→余裕
そのときにやるべきことをやっていく。
人は気にかかることがあると集中力が削がれ、
余裕も失う。

 

朝、変わりなく起きる、起きられた、ということはけっして当たり前のことではなく、それまでの命を繋いでいただいたということ。
=朝、一番にすべきことは「感謝」以外にはない。

 

「一掃除、二信心」
生活空間をきれいにする。
それは心を整える大前提。

 

嫌なことが起きても、乗り越えられないことなど存在しない

と知る。

 

「放下著(ほうげじゃく)」
捨てて、捨てて、捨てきってしまいなさい。
ものでも思いでも、捨てるほど、手放すほど、心は豊かに、また清々しく、美しくなる。

 

未来がどうなるかなんて誰にも分かりませんし、
自分はどうすることもできないのです。
どうにもできないことならば、「放っておく」
それが禅の考え方です。

 

 

【本の感想】

 

「持たないという幸せ」を読んでから、

久しぶりに枡野俊明さんの本を読みました。


「朝」「早起き」の素晴らしさを書いているのですが、

「朝」だけでなく、生き方、考え方にも深く言及しています。


当たり前の日常に感謝し、モノも感情も手放し、身軽に生きる
私の目指している生き方ですが、私はまだまだ肩に力が入っています。

 


最近、父の介護問題に関して背負うことが多すぎてストレス過多の毎日。

ヘルパーさんや訪問診療(医師)、訪問介護の方と連絡を取るのは全て私。

日程の調整や、介護用品の検討など、重くのしかかります。

 

仕事の休憩時間に電話していると、あっという間に休憩時間が終わり、

調整・検討で朝時間が終わってしまうことも...


昔から何でも自分一人で背負うとするところが、私の弱点でもあります。
人に協力を求めることができない。
人に上手に甘えることができない。

 


もっと上手に手放していきたいものです。

モノも負の感情も、余計なモノを背負いすぎずに身軽に生きていきたい。