【書評】NO.117堀口英剛さんが書かれた「思考と暮らしをシンプルに 人生を変えるモノ選びのルール」を読みました
本の記録NO.117
堀口英剛さんが書かれた「思考と暮らしをシンプルに 人生を変えるモノ選びのルール」を読みました。
【読書ノートに残した言葉】
chapter1.「ときめくモノ」に囲まれると毎日が楽しい
モノには自分に影響を与えるインプットの役割と、自分の考えをあらわすというアウトプットの役割の両面があります。
自分の理想の生活を実現するために、まずはわかりやすく、形のあるモノから自分の理想に近づけてみてください。
妥協して違うモノを買うのはおすすめしない
→妥協しても結局ほしいモノはほしいから。
chapter2.思考と暮らしを洗練するモノ
「目に入るモノは極力少なくする」ということを意識する
見るモノ、聴くモノ、触るモノすべてが自分の想定したモノに囲まれていれば、必然的に自分の意思を体現できる状態へ持っていける
chapter3.モノ選びのルール
1ジャンル=1アイテム
真剣に「新しいモノのどこが優れているのか」「買い換える必要性がどこにあるのか」ということを考える
調和を第一に
(何かほしいモノがあらわれたとき)自分が実現したい世界観はどんなだっただろうか考える。
自分の中に一本通った「芯」をつくり、その世界観を崩さない「調和する」モノを揃えていけば必然的にあなたの目指す理想の空間ができあがります。
一日一つモノを捨てよう
このルールの真骨頂は「捨てるモノがなくなってから」発揮されます。
【本の感想】
「モノ」を基軸に「生活」を考え、こだわりを持って愛情を注いでいる人
=モノマリスト
こんな言葉を考えた堀口さん。
私はモノが多い生活に苦しみ、解決策を求め読書を始めました。
そして、ミニマリストという考えに出会いました。
ただ、モノを極限まで絞る「持たない暮らし」は、私にはできない。
だから「持ちすぎない暮らし」を目指そうと思っています。
モノを大切にしたい、お気に入りのモノに囲まれたい。
そんな風に考えていたところだったので堀口さんの考え方はとても共感できました。
そして、
モノにはインプットの役割とアウトプットの役割がある
という考え方には初めて出会いました。
モノの役割をインプットでしか捉えられていませんでした。
モノ=自分に影響を与えるもの
という考えしか持たなかったため、良さそうなもの・便利そうなもの・流行っているもの...etcはどんどん購入していました。
しかし、自分を体現するものだというアウトプットの側面からモノを見てみると、いかに自分の中の「軸」がないか思い知らされ、また、深く考えないで自分自身がモノを買いながら、モノが私を苦しめるなんて、本当に自分勝手な言い訳だったなと思いました。
「モノは大切に」
奥が深い言葉です。