【書評】NO.25「シンプル だから、贅沢」を読みました
本の記録NO.25
ドミニック・ローホーさんが書かれた「シンプル だから、贅沢」を読みました。
この本を選んだ理由
ドミニック・ローホーさんが書かれた本を読むのは6冊目。
とても大好きな方です。
本の感想
選択肢が多いほど幸福度は下がる
自宅にいながら幸せな生活を取り戻すには、まずは身軽になること。
取捨選択をして、本当に自分の魂を養ってくれるものだけをとっておき、生活をシンプルにすることです。
ものが多いことが幸福につながるわけではない、ということですね。
ただ、「選択肢が多いほど幸福度は下がる」は意外でした。
選択肢が多いほど選ぶときにワクワクするし、選ぶ自由がたくさんあることは良いことだと思っていたので。
ただ、確かに実感として選択肢が多いと、迷う=疲れる。そして、選んだ後も、他の選択肢が気になって仕方がない。
「あっちの方が良かったかな?」と思い悩み、自分が選んだ選択肢に対する自信や喜びが減る気がします。
人生は選択の連続。選択肢を減らせるところは減らしていきたいです。
私にとっての無駄とは、ただ「エネルギーを」を消耗させるもののこと。
自分の弱さ(疲れ、イライラ、時間の足りなさ、情報不足)から購入してしまい、まったく未使用なのに捨てられずにいるものたちのために消耗している「エネルギー」は少なくありません。
仕事を頑張ったご褒美、辛いことがあったなぐさめ...私もいろいろ理由をつけてはものを買ってしまいます。そして自分が管理できる範囲を超えたものたちに溢れて疲れてしまう。そして、処分する。
でも、これって、ものを大切にできていないんですよね。「断捨離」なんて言ってしまえば聞こえは良いけれど、ものを大切にする姿勢がなくなってしまっている。
だからこそ、よく考えずにものを家に持ち込んではいけない、そう思います。
「適切なもの」は「適切な住まい」の選択につながり、それが「適切な生き方」に通じる。
私はドミニック・ローホーさんが言われているこんな生き方がしたいです。
必要なもの、自分にとって適切なものを選択する。
身の丈に応じた住まいに暮らす。
そして、それが適切な生き方につながっていく。
背伸びしてしまうと、どこかでほころびが生じるはずだから。
「無理なく、シンプルに」を心に刻みたいです。
じっくり読書をすることは、自分に立ち返ることを、また、人生に彩りを添えることも可能にしてくれる。
これからも、読書をしていく自信がつきました。
前回のブログにも書きましたが、私にとって読書は心の栄養です。
これから
ドミニック・ローホーさんが書かれる本、文章、大好きです。
読むたびに、姿勢が正され、凛とした気持ちになる。
そして、きれいな言葉が心にすっと入ってきて、大きく深呼吸する。そうすると、余計な力が抜け、ありのままの自分でいられる、そんな気がします。
本の題名にもあるように「シンプルに」を大切に。
身の丈に合った、等身大の自分でいたいです。