【書評】NO.42「40歳からのシンプルな暮らし」を読みました
本の記録NO.42
金子由紀子さんが書かれた「40歳からのシンプルな暮らし」を読みました。
本を選んだ理由
大好きな金子由紀子さん。
私は、
・ドミニック・ローホーさん
・金子由紀子さん
・本多さおりさん
が書かれた本が大好きです。
本の感想
どんな人生も選択の連続
選択の蓄積が現在です。
以前、読んだ本 藤沢優月さんの「夢をかなえる人の手帳術」にも同じようなことが書いてありました。
無数の「したい」の中での選択は、十も百も連続してつながっていき、やがて大きなレールとなり、いつのまにか私たちを遠い先へと運んでいきます。そして、そうやって選ばれてきた地こそが、今、自分が立っている場所なのです。
あなたは今、本当にいたかった場所に立っていますか?
「真剣に」「なんとなく」
どう選んでも、選んだのは自分自身。
私は今、自分自身が立っている場所にほぼ満足しています。
その時々で自分なりに一生懸命選択してきました。
ただ、少しモヤモヤしていることがあります。
そのモヤモヤを見つけたくて、読書を始めました。
今までためこんだ数々のモノたちが視覚を通してノイズとなって、
落ち着いて考えることを邪魔しているかもしれません。
私はモノ自体は否定しません。
必要なモノ、自分を幸せな気持ちにさせてくれるものは大切に扱っていきたいです。
ただ、今は、自分が管理できる量を超えたモノたちが私を苦しめている気がするんです。
そこを見直していきたいと日々思っています。
1年後の私は、 1年間食べたものでできている。
つまらないモノを食べれば、つまらない体ができ、
つまらないモノを使っていると、つまらない自分になってしまう。
なんとも厳しいです。
金子由紀さんが書かれた「持ちすぎない暮らし」の中にも
欲しいモノには、なりたい自分や、送りたい暮らしが投影されています。
...(中略)そうでないと、「今持てるモノ」「今買えるモノ」の範囲内の小さな自分しかなれないし、自分がどうなりたいのか曖昧なままになってしまいます。
と書かれていました。
自分がどうありたいか、自分に必要なモノは何か
真剣に向き合っていこうということなんだろうと思います。
自分を大切にしなさい
というメッセージも含まれているのかもしれません。
時間を無駄にしない=有効に使える残りの時間をいかに楽しむか
素敵な時間を過ごすことに、お金や意識を向けてみる
寿命が延びているとはいえ、元気に過ごせる時間には限りがあります。
40歳になると、ほぼ人生の折り返し地点かな?
残りの人生をどう過ごそうか真剣に考える時期になってきました。
モノを買うことではなく、
「素敵な時間を過ごすこと」=経験
にお金を使う。
ちょうど、主人も「これからの人生、初めての経験を増やしていきたい」と思っていたようです。
家族で、様々な経験をし豊かな人生を送ることができたらなと思っています。
これから
30台も後半に入り、これからの人生についてふと考えてみる時が増えました。
体が動いて元気に過ごせることを当たり前と思わず、
したいことリストをどんどん実現していく人生にしていきたいなと思います。
子どものこと、親の介護のこと、自分の仕事のこと...
考えることが年々多く、また、深くなっていってます。