ほんのむし

本が好き。本の記録。読書を通して自分自身を見つめなおしたい。

【書評】NO.43 くすのき しげのりさんが書かれた「おこだでませんように」を読みました

本の記録NO.43

くすのき しげのりさんが書かれた「おこだでませんように」を読みました。

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本の感想

 

ぼくは いつも おこられる

いえでも がっこうでも...。

 

ぼくは どないしたら おこられへんのやろ。

ぼくは どないしたら ほめてもらえるんやろか。

ぼくは... 「わるいこ」なんやろか...。

 

 

「最近、子どもを怒りすぎているな」

と感じたとき、ふと読みたくなる本です。

 

子どもはみんな怒られたくて何かをしているわけじゃない。

もちろん怒らないといけない、叱らないといけない場面もある。

 

だけど、

子どもたちは良いと思ってしたことなのに

大人の価値観と合わなかったり、

大人が自分の価値観に子どもを合わせようとして怒ることも多々あるのだと思う。

 

私は完璧な母にはなれない。

ただ、自分の言動がダメだなと思った時には、振り返って「ごめんね」と言える母になりたいと思っている。

 

 

長男もこの本が大好きで

特に、七夕の短冊に一生懸命にお願い事を書く場面が好きだそうだ。

 

もしかしたら、彼も「おこだでませんように...」と一生懸命に祈ったことがあるのかもしれない。

 

そう思うとますます胸が締め付けられる。

 

「ごめんね」

「大好きだよ」

これからもしっかりと子どもたちには伝えていきたい。