【書評】NO.120 祖川泰治さんが書かれた「小学校前の3年間にできること、してあげたいこと」を読みました
本の記録NO.120
祖川泰治さんが書かれた「小学校前の3年間にできること、してあげたいこと」を読みました。
【読書ノートに残した言葉】
1.小学校前の今だからこそできること
▷勉強の外にある知的な遊びが、小学校前にさせてあげたい「幼児教育」
◎国語力の土台=本をたくさん読み聞かせたり、語彙を増やすこと
◎算数力の土台=幼少期から数字感覚を身につける、ブロックや折り紙遊びで図形センスを磨くこと
▷身体面の土台
◎ボールを蹴ったり投げたりするのに身体を慣らしておくこと
◎水遊びのなかで水に慣れ、顔をつけられるようにしておくこと。
◎よく歩いて足を鍛えておくこと。
▷たくさんほめて、自信を育てる
2.「国語力の土台」をつくる
▷言葉はインプットが先で、アウトプットが後
毎日少しずつ「言葉の貯金」をしていく
▷たくさん本を読んで、豊かな語彙と、すばらしい文章をインプットしておけば、きちんとした文章が書けますし、自分の気持ちを的確に相手に伝えられます。
▷小さい頃の本読みは、多読よりも1冊の本を何回もくり返して読む「くり返し読み」が大切
3.「算数力の土台」をつくる
▷1から100までの数字、そして数え方、カレンダーや時計、基本的な数の世界はゆっくり3年かけて伝える
4.「身体の基礎」をつくる
▷身体を動かしながら遊んでいるだけで、この時期に必要な筋肉と体力がつく
5.「好奇心の芽」を育てる
▷ひらがなで地名が書いてあるシンプルな地図を買って、リビングなど、すぐに見られるところに貼っておく
▷図鑑は幼児期から与えたい
6.入学前に身につけたい「良い」習慣
▷自分で身の回りのことをする習慣
▷1日10分 机に向かう習慣
▷時計でだいたいの時間を知る習慣
【本の感想】
今春、長男が小学校に入学し、次男が保育園の年少さんになりました🌸
実際に、長男が小学校に入学した今、この本を読み感じたこと。
ー書かれていることは、当たり前の基礎的なところなんだけど、
意識しないとできないということ。
また、親の得意、不得意にも大きく影響されるということ。
【国語力の土台】をつくることに関して...私は、読書が好きなので、子どもに読み聞かせをしたり、語彙力を増やすことも意識して会話などしたりしているのですが、
【算数力の土台】をつくることに関して抜け落ちたところがあります。
それはカレンダーや時計の読み方です。
そのため2月頃慌てて補強;(ごめんね...)
時計はこちらを使いました☺
【身体面の土台】をつくることに関しては、体操教室に通っていました。
初めてのことに対して苦手意識を強くもつ長男が小学校に入学してから
跳び箱や、鉄棒、マット運動、なわとびなど、”できるように”ではなく、”知っている”と自信をもって取り組むことができるように習い始めました。
また、保育園の習い事として、年中・年長児は2週間に1回ほど、近くのスイミングスクールに皆でバスで通わせてくれていました。
長男は、まだまだ、体の使い方が不器用で、できないこともたくさんあるけれど、
一度も諦めず挑戦し続ける姿には、親が感動をもらうこともしばしばありました。
次男にも、これまで続けていたことはそのままに、
そして、これから長い目で必要な力をゆっくり確実につけていきたいと思いました。
長男は入学しましたが、長男・次男ともに
【好奇心の芽を育てる】
▷図鑑や地図
【入学前に身につけさせたい良い習慣】
▷自分で身の回りのことをする習慣
▷1日10分 机に向かう習慣
▷時計でだいたいの時間を知る習慣
これら4点は取り入れていきたいと思います。