【書評】NO.26「「持ちすぎない」暮らし」を読みました
本の記録NO.26
金子由紀子さんが書かれた「「持ちすぎない」暮らし」を読みました。
この本を選んだ理由
「持たない暮らし」は無理でも「持ちすぎない暮らし」なら私にも目指していけるかもしれないと思い、この本を選びました。
本の感想
「持ちすぎない」というのは、「自分にとっての必要量が分かっている」ことだと思うのですが、モノがあふれてしまう、片づかない状態というのは、それがわからなくなっている状態なのかもしれません。
生きるため、人生を楽しむために持つのです。
モノを持つことのためにお金や空間や時間を食いつぶされては、モノに人生を振り回されていることになり、本末転倒です。
自分にとっての必要量
難しいですね。よく考えずにモノを増やしてきました。
モノがあると幸せになれる、自分を変えることができるんではないかと思って増やしてきました。それが、どうも違うのではないかと思ったのがきっかけで、読書を始めました。
ふと部屋を見渡すと、モノがたくさんあり、自分が管理できない量になってしまっている。それを見て、幸せだ、必要だという感情でははなく、いやだな、しんどいなという感情になってしまっている。
欲しいモノには、なりたい自分や、送りたい暮らしが投影されています。
よりよい未来の自分を作っていくためには、思いつくままに欲しいモノを数え上げ、欲望を解放しましょう。
そうでないと、「今持てるモノ」「今買えるモノ」の範囲内の小さな自分しかなれないし、自分がどうなりたいのかが曖昧なままになってしまいます。→欲しいものノートの作成
「欲しいモノノート」の作成
私、自分の好きな物やどうなりたいかが明確ではない気がするんです。だから流行や情報に流されてしまう。
ここで一度、立ち止まって、自分がどんな生活を送りたいのか、自分がどんな人間になりたいのか見つめる必要がありそうです。
私たちは、自分でも気がつかないうちに、一日何百回も「選択」を目の前に突きつけられています。
いつもそれを意識することなく、惰性で「何となく」「ラクな方」を選んでいます。
しかし、「持ちすぎない暮らし」を目指した時点で、その選択肢を、「持ちすぎない方向にいくように」選ぶようになる。舵をきるわけです。
以前読んだ「夢をかなえる人の手帳術」にも書かれていた
「無数の「したい」の中での選択は、十も百も連続してつながっていき、やがて大きなレールとなり、いつのまにか私たちを遠い先へと運んでいきます。そして、そうやって運ばれてきた地こそが、今、自分が立っている場所なのです。
あなたは、今、本当にいたかった場所に立っていますか?」
この言葉と通じるところがありますね。
意識して選択していく大切さ
さあ、今日から舵をきっていきたいです。
これから
金子由紀子さんが書かれた本を初めて読みましたが、とても分かりやすく、心に響きました。
「欲しいモノノート」はぜひ作っていきたいです。
・ドミニック・ローホーさん
・本多さおりさん
・金子由紀子さん
この三人が書かれた本が今はお気に入りです。