【書評】NO.112 マーシー・シャイモフさんが書かれた「脳にいいことだけをやりなさい!」を読みました
本の記録NO.112
マーシー・シャイモフさんが書かれた
「脳にいいことだけをやりなさい! 頭のいい人は「脳の使い方」がうまい!」」を読みました。
【読書ノートに残した言葉】
「脳にいいこと」7つの絶対ポイント
「脳をいかに活性化させて、幸せになるか」を決めるのは「7つの要素」
①ネガティブ思考の大掃除をする
→私たちから幸せを奪う習慣は主に3つ
=不平を言う、他人のせいにする、自分を恥じる
→解決策に目を向ける、逆境から教訓や利点を探す、自分を認める
②プラス思考で、脳にポジティブな回路をつくる
→嫌な気分になる事実から、いい気分になる事実へと「視点を転ずる」
③何事にも「愛情表現」を忘れない
→「脳が一番喜ぶこと」を毎日する
→とりあえず感謝してみる
→目をハートにして人に会う
④全身の細胞から健康になる
→脳細胞が元気なら何でも思い通りに
→幸せと健康は比例関係=生活習慣の大切さ
→気持ちが落ち込んだ時には三日間、夜十時には眠る
⑤瞑想などで脳を「人智を超えた大いなる力」につなげる
→一日一回15分の瞑想=脳内奥深くに目を向ける
→自分とよく相談する
→困ったときにはいつも大きな力が助けてくれると考えて、「何が起こってもいい」という覚悟をもつ
⑥目標をもち、脳に眠る才能を開拓する
→眠っている才能を目覚めさせる脳の刺激法
→情熱の傾け先を常に探す
⑦つきあう人を選んで、脳にいい刺激を与える
→脳は「相手の感情」を拾いやすい
=幸福感を吸い取ってしまうような人とはつきあわない。
それぞれの脳の中に設定された「幸せ度」がある
幸せ度の50%が後天的な要素
50%のうち、環境要因はたった10%、
後の40%は習慣的な考え方や気持ち、使う言葉や行動によって決まる。
この40%を変え高めていくことが「幸せ度」をコントロールできる
人間の行動の少なくとも90%は習慣によるもの。
だったら習慣に目を向ける。
「もっと神話」や「いつか神話」に頼らない
⇒脳が幸せを感じるのは今だけ
【本の感想】
「人は1日に6万個の物事を考えていて、
その95%は前日も前々日も考えていたこと。
その習慣的な考えの80%がネガティブなもの」
以前読んだ本にも書かれていたのですが、今回もう一度目にして、また胸に刻もうと思いました。
これは怖いです。
脳のメモリは決まっているはずなのに、結局、昨日と同じことや、ネガティブなことを考えてしまっている。
そしたら、大切なことに頭が使えるはずがない。
脳機能にとって、マイナス思考は毒、プラス思考は良薬
私は、人の顔色を気にする性格ですし、また、マイナス思考・ネガティブ思考でもあります。
「あの時、どうしてこんなことしちゃったんだろう」
「あんなこと言わなけれなよかったな」
と後悔してしまうこともしばしば。
・解決策に目を向ける
・逆境から教訓や利点を探す
・自分を認める
この3点を意識的に生活の中に取り入れたいと思います。
自分をむやみに傷つけることなく、
幸せに生きていきたい。
「大きな成功は、少しずつだが継続的な改善
によってもたらされる」