【書評】NO.55 山崎拓巳さんが書かれた「ひとり会議の教科書」を読みました
本の記録NO.55
山崎拓巳さんが書かれた「ひとり会議の教科書」を読みました。
本の感想
今まで、やって「うまくいったこと」はどんどん選択して、どんどん強化しつづけています。
一方で、今までやって「ダメだったこと」はすでに選択肢からはずされています。
すっかり過去の呪縛にはまっている状態です。
無意識に選んでいるはずの、あれもこれも、実は過去からの延長線上にある結果なのです。
だから、いつの間にか「自分はこういうタイプの人間だ」と思い込んでしまうのです。
良いヒラメキを得られないときは、もしかすると「ないもの」を探しているのかもしれません。
「あるもの」を探す質問に書き換える。
「明るい答え」を見つける質問
「なんで私はダメなんだろう?」→「 どうしたらうまくいくんだろう?」
「本当はどうなればいいの?」
問題にフォーカスしていた意識をゴールにフォーカスさせることで新しいアイディアや方法が見つかることがあります。
あたまの中はつねに空っぽにしておきます
→脳の中のメモリーを食ってしまうからです。
肉体的な疲れには、精神的な休みを
精神的な疲れには、新しい世界を
「今日一日、どうしたら楽しくなるか」
を考える時間をもつ
私自身、朝は5時頃に起きてひとり時間を持つようにしています。
大好きなコーヒーを飲みながら、手帳を見て今日一日の予定やtodoの確認を。
・今やるべきことがはっきりする
・絡み合っている複数の問題がクリアになる
のは確かなんだけど、
・自分がしたいことに向き合う時間
・ワクワクする時間
は十分に取れていない気がします。
この本は思考のクセに気づかせてくれる本です。
私も、失敗は怖いから今までの経験を頼りに物事を考えたり、悩みがあるとつい悲観的に考えてしまう。
そんなときに、読書を通じて
「自分が本当にしたいことは何なのか」
「ゴールは何なのか」
と自分自身に問いかけ、思考のクセを直していけたら、自分自身を卑下したり、傷つけたりすることも減ってくると思う。
そして、何より、問題に正面からもっとシンプルに向き合っていけるのではないか。
そう思うのです。
「シンプルに。」
最近好きな言葉です。