ほんのむし

本が好き。本の記録。読書を通して自分自身を見つめなおしたい。

【書評】NO.34「モノは好き、でも身軽に生きたい」を読みました

本の記録NO.34

本多さおりさんが書かれた「モノは好き、でも身軽に生きたい」を読みました。

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この本を選んだ理由

大好きな本多さおりさん

無理なく無駄なくの暮らし方が大好きです。

 

本の感想

モノに煩わされることなく、実行したいこと、考えたいことにスッと入っていける身軽な状態こそが、本当の「豊かさ」なのではと考えるのです。

私が望んでいることもコレなんです。

とりあえず「片づけ」から始めないといけない現状を打破したい。

「好きな時に好きなことを思いっきりできる」

これが理想です。

 

 

「今」はどんどんアップデートされていくものだから、「過去」をやみくもに堆積させるのではなく、きちんと整理して「今」を形作りたい。

不要になったモノを処理することに、後ろめたさを感じる必要はありません。

「人は変わっていく」「嗜好も思考もずっと同じではない」

「今」を見つめる大切さ。

分かっているつもりが、「過去」や「未来」にこだわりすぎてしまう。

「今」「今の自分」をしっかり見つめ、本当に大切なことを見つけていきたい。

 

 

外から巣に戻ってきて、心を穏やかに落ち着かせ、心身に充電をする。

そのパワーが、また外へ向かっていく力となる。

「いってらっしゃい」と笑顔で見送り「おかえり」と笑顔で迎えたい。

 

私は父の存在が怖く、家がほっと落ち着く場所でありませんでした。

だから子どもには、家が落ち着く場所であってほしい。

家で思い切り充電して、外で羽ばたいてほしいと思うのです。

そのために家族みんなの心身の健康が大事だと思っています。

 

 

「今」の連続が私の人生。

そして、人生には必ず終わりがやってきます。

であるならば、いつのときも「今」を気持ちよく過ごしたいものです。

気持ちよく過ごすためには、持ち物や身の回りの空間、人付き合い、目に見えない時間や情報...すべてが重荷にならないよう、身軽でいることが理想です。

「今」を大切にしないと、きっと、幸せも過去や未来にあることになって、

「今」に幸せを感じたり、「今」を楽しいと感じたりすることもなくなってしまうのかもしれない。

 

子どもから言われてはっとした言葉

「ママ、楽しかったことは何?」

この言葉、今でも毎日眠る前に自分自身に問うようにしています。

 1日1つ、自分が楽しいと思うことをしよう!

 

これから

我が家は築20年の賃貸物件です。

収納も少ない、おしゃれでもない(...これは私のセンスの問題ですが;)

落ち込むことも多いけれど、本多さおりさんの本を読むと

「よし、工夫して頑張ろう!」と思えます。