【書評】NO.30「シンプルに片づけて毎日スッキリ心地よく暮らす」を読みました
本の記録NO.30
金子由紀子さんが書かれた「シンプルに片づけて毎日スッキリ心地よく暮らす」を読みました。
本を選んだ理由
大好きな金子由紀子さん
金子由紀子さん・本多さおりさん・ドミニック・ローホーさんが書かれた本はこれからも読んでいきたいです。
本の感想
部屋が片づいているって、すごい価値がある。
考えがすぐにまとまるし、イライラして誰かに当たったりしないし、いつでも気軽に人を呼べる。
何より大切なのは「何のために片づけるのか」をハッキリさせることだ。
「片づけるために片づける」のじゃなくて、「楽しく暮らすために片づける」
部屋が片づいていると、心が落ち着く、リラックスできるんですよね。
物が多いと心がザワザワする。
だからといって、「片づかない部屋」「片づけない人」にイライラするのではなく、「家族が楽しく、穏やかに暮らす」ことは忘れないでいきたいです。
やまぐちせいこさんも言われていましたが、
「どうして片づけてくれないの?」「どうしてできないの?」
そんな相手を変えたいという自分の気持ちをまず手放す
今の自分が、いったいどれだけのモノを扱える人間なのかを知るためには、今持っているモノを少しずつ減らしていくのが早道だ。
モノと気力は、つねに呼応している。
あまりに過剰なモノに囲まれ、それを使いこなすことも整理することもできずにいる人は、モノに気力を吸い取られ、動けなくなる。
モノは少なくても生きていける。
しかし、モノを否定するあまり、持たないことが至上主義みたいになってしまうこともまた、モノに縛られていることにならないだろうか。
大切なのは、躍起になってモノを捨てることではなく、今の自分にとって必要なモノとそうでないモノを見分ける目なのだ。
物が多くても安心できる人だって存在すると思うんです。
ただ、私はそうじゃなかった。
あまりに多いものの中で窮屈で息苦しくなっている自分がいました。
「自分を変えたい」「生き方を変えたい」切にそう願うようになりました。
なんだか、自分らしい生活ができていないようなそんな感覚です。
それから、少しずつ物は減らしているけれど、まだコントロールできていないと思います。
まだまだ物と向き合わず放置している場所もありますし、あっという間に物の置き場所がなくなり、床やテレビ台の上、キッチンなど物の居場所が分からない物が迷子になっています。
私の場合の最優先事項は当然だが、子どもだ。
それがハッキリしているので、あとはかんたんだ。
子どもを犠牲にする仕事の仕方はできないし、子どもを叱りつけてばかりいるなら、完璧家事なんて目指さない。
しかし子どもを甘やかすわけにはいかないので、生活時間は守る。
「大切にしたい何か」があって、そのための「時間の使い方」なのだ。
時間をうまく使うために生きてるんじゃない。
大切なものさえ守れればそれでいい、そう思えれば、そんなにキリキリセカセカしなくてもすむのではないかと思う。
ここまで潔く自分の信念が語られる自分でありたいです。
そして、語るだけではなく、信念のまま生きることのできる自分になりたい。
「上手に使おう、上手に使おう」とばかり考えてしまう「時間」
私は時間を楽しめているのだろうか、本当に大切なことのために時間を使っているのだろうか。
自信をもって「YES」と言うことのできない自分がいます。
これから
一週間ほど前、長男に「ママ、最近楽しかったことはなに?」と聞かれました。
すぐに答えることのできない自分がいました。
「動物園に行ったことかな?」「クリスマスのイルミネーションも見たね」「あっ妖怪ウォッチの映画も観に行ったね」
予定を思い出しながら答える私。
長男はというと、「ぼくはね、公園でたこあげしたこととか、う~ん...たくさんあって分かんらへん」とそれはそれは笑顔で言うんです。
なんだか生き方を見直しました。
それから、毎日、夜、自分自身に問いかけるようにします。
「今日、楽しかったことは何?」と。
毎日自分にとって楽しいこと、嬉しいことを1つでもしよう
毎日子どもといっしょに笑顔になれることを1つでもしよう