【書評】NO.29「シンプル暮らしのお片づけ」
本の記録NO.29
柳沢小実が書かれた「シンプル暮らしのお片づけ」を読みました。
この本を選んだ理由
「シンプル暮らし」という題名にひかれました。
ごちゃごちゃしている我が家、「シンプル」に憧れます。
家も生き方も「すっきり、シンプル」にしたいです。
本の感想
発売から3年が「洋服の旬の期間」
流行りのモノって、次のシーズンに着ると恥ずかしかったり、なんだか自分にはもう似合わないなと思ったり。
最近、服をお気に入りのものだけに厳選しつつあるのですが、服の数を厳選するからこそ、メンテナンスもしっかりしたいなと思っています。
気持ちいいい暮らしってどういうものだろう
ふと考えることがあります。
そして、考えるたびに、いまいる場所とひとを大事にすることかな、と思いました。
世の中には魅力的なもの、人、ことがらがあふれていて、それらに憧れはするものの、自分自身をおろそかにしてまで追い求めたいと思わなくなりました。
そうですよね、世の中の魅力的なもの全てを自分のものにする必要はない。
自分が本当に心ときめくものだけを手にすればいい。
ただ自分の軸がしっかりしていないと、そこがぶれてしまう。
難しいです。
「いまいる場所」と「いまいるひと」を大事にすることは今すぐにでもできることなので、意識して自分の生活に取り入れたいです。
よどみのない風通しのいい暮らしを支えるのは日々の些末なことです。
お片づけは、とても地味なことがらです。
手をかけたところで、誰も褒めてくれない。
気づいてさえもらえないかもしれない。
それでも一か所ずつ見直していけば確実に変わっていくものがあります。
「些末(さまつ)」
「本筋と関係ないので取るに足らないこと」
「些細(ささい)」
「細かすぎるのでとるにたらないこと」
「些末」という言葉、恥ずかしながら「些細」という言葉とどう違うのか分からなかったので調べてみました。
柳沢さんは、毎日の家事やお掃除、片づけを「細かいこと」とは言っていない、「本筋と関係ないけど...」と書いている。
こんなことが「風通しのいい暮らしにつがるのかな?」という1つ1つの家事やお掃除、片づけをやり続けることが、結果自分の望む暮らしにつながるんだと思います。
そう思いながら1つ1つ丁寧に見直していく必要があるのかなと思いました。
これから
「風通しのいい暮らし」
大好きな言葉です。
みんなが心地よく、風通しのいい家
さて、さて、そろそろ重い腰を上げなければ...