【書評】NO.28「片付けたくなる部屋づくり2」を読みました。
本の記録NO.28
本多さおりさんが書かれた「片付けたくなる部屋づくり2」を読みました。
この本を選んだ理由
前回は「片付けたくなる部屋づくり」を読ませてもらいました。
続編があるということで読みたくなり、この本を選びました。
本の感想
片づけを習慣化し、片づいた部屋をキープするためには、そこで叶えたい暮らしをイメージすることが何よりのモチベーションになると思います。
片づけの目的は「片づいた部屋でしたい暮らしをするため」であって、その暮らしに不必要なモノを処分したり、必要なモノを使いやすく配置したりすることは、「したい暮らし」を形にするための手立てなのです。
私の、「したい暮らし」ってなんだろうと考える。
・家族が笑顔でいられる
・家にいると落ち着く(家を帰りたい場所にする)
・好きな時に好きなことがすぐできる
...と思います。
本を読むごとに自分のしたい暮らしがどんどん明確になっていきます。
「見える化」に勝るものなし
本多さおりさんも書かれていますが、これは片づけだけではなくて、頭の中の整理にも役立つのだと思います。
お店でモノを見るときは、人は「可愛い」「便利そう」とよい面ばかりを無意識に見がちです。
なぜなら、少しでも欲しいと思ったモノは、手に入れた方がスッキリするから。
けれど、そこで少し立ち止まってください。
モノを選ぶときは、モノ自体と対峙すると同時に、必ず家の状態に意識を飛ばしてみましょう。
私は小さいとき、実家が裕福で「欲しいモノは買えばいい」という考えで、何でも買ってもらえていました。なので、深く考えることもせず欲しいモノは手に入れることができていました。
私が高校生くらいの時には、実家の経済状況は傾き始めたのですが、私もバイトを始めていて、そこまで我慢した記憶はありません。
もちろん学費は奨学金を借りてだったのですが...
今でも、ついモノを与えて、人を喜ばせようとしてしまうところがあり反省しています。モノとしっかり対峙するクセをつけていきたいです。
これから
本を読むと、「今」の自分だけでなく、今の自分を形成してきたであろう自分の今までの生き方や考え方まで深く考えることができる。
「もの」と向き合うということは、こんなに奥深く、自分に迫ってくるものなんだと改めて衝撃を受けます。