【書評】NO.13「人生が思い通りになるシンプル生活」を読みました
本の記録NO.13
ワタナベ薫さんが書かれた「人生が思い通りになるシンプル生活」を読みました。
この本を選んだ理由
NO.11「夢を叶える人の手帳術」を読んでから「生き方」についてももっと知りたくなり本を探していたところ、「人生が思い通りになる」の一言に惹かれました。
本の感想
人生を複雑にしているのは自分自身
私たちは、物事に対して非常に無駄な意味づけと、複雑な考え方をしています。そして、その思考はクセになっていて繰り返しますので、似たようなトラブルを引き寄せたりします。
事実のみを見る
私たちは起きた試練に対して、後悔の気持ちを抱き続けたり、「どうしてこうなったのだろう」と必要以上に原因を探ったり、または起きてもいない未来のことに関して、「こうなったらどうしよう」「ああなったらどうしよう」と問題をどんどん膨らませていたりはしないでしょうか?まずは事実のみを見る。余計な考え方は捨てる
私はあれこれ考えることが好きなので、つい考えすぎてしまうことがあります。考えすぎて動けなくなってしまうことも。
そして、私の思考のクセは「何でもネガティブに考える」ことだと思います。何かに挑戦しようとする。ただ失敗は怖いから、失敗をあらかじめ想定しておく。そうすると失敗しても「ほら、やっぱりね」と自分に言い訳できる余地を残しておきたい。
人のことも相手のことも100%信頼して、信用して裏切られたら怖い、という不安な気持ちが根底にあります。
人生の無駄を省くと幸せの入り込むスペースができる。
思考、環境、人間関係、感情もシンプルにすることで、もっとあなたの必要なところにエネルギーを注ぎ、ひいては人生そのものにスペースを空ける、つまり余裕をもつことにつながっていくのです。
手放すと入ってくる
心も、空間と一緒で、スペースがないと新しい物も入ってこれないんですね。
収納もぎゅうぎゅう詰めじゃなくて空白がある方が良い、それと同じで心の中もぎゅうぎゅう詰めにしないように心がけたいです。
過去が今の自分を作っているのではなく...(省略)
今、未来を設定すれば、その設定した未来から時間が流れてくるかのように、今を作ることができる。
この考え方、すとんと落ちました。
未来、夢、目標。設定してこそ始まるんですよね。
つい過去のことばかりに目を向けて、「あの時、この道を選んだから」「あの時、失敗したから」と紐づけて「今」を考えしまうけれど、過去じゃない。
未来を設定した「今」から人生を変えることができる
叶えたいことひとつだけにフォーカスする。
欲しいもの、得たい状態、手にしたいもの。
それらにシンプルにフォーカスするだけで進んでいく。
「これがあったら幸せなのになぁ」「あれがなければ幸せなのになぁ」などのように、自分の中にあるマイナスな気分にさせるものに注目すればするほど、自分が不幸であることをインプットすることになる。
変わりたいと思ってることや、マイナスな気分にさせるもの、嫌なものにフォーカスすることで、結局そのことが自分の中でもっともっと大きくなってくるような錯覚、私にもあります。
これからは、もっとシンプルに自分の心の中を捉えてこうと思います。
理想の部屋をイメージするとモチベーションは上がりやすい
「ふさわしい物に、ふさわしい自分」を意識してセルフイメージを高めることも大切
気に入らない物、古い物、使わない物、壊れた物などは、それ相応のエネルギーを発しています。つまり、あなたとマッチしないエネルギーを部屋中に放出していることになります。
もったいなくて捨てられない物、思い出があって何となく置いてあるもの。
もう私には必要ないと思いました。
過去にしばられず、今の私に相応したものを残していこう、と。
それと同時に欲しい物や、理想の部屋を具体的にイメージすることもしていきたいと思います。
これから
図書館で予約したものの、取りに行くと表紙のキラキラした感じに、「私には合ってない本かも...」となかなか本を開くことができずにいました。
だけど、読んでびっくり。
過去の嫌な経験に対する感情や、陥りがちな思考をどのように修正していくかが非常に分かりやすく書かれています。
また、自分の未来はこうなる!と人生を逆算して考えること、今、未来を設定すれば、その設定した未来から時間が流れてくるかのように、今を作ることができるとの考えはとても新鮮でした。