【書評】NO.11「夢をかなえる人の手帳術」を読みました。
本の記録NO.11
藤沢優月さんが書かれた「夢をかなえる人の手帳術」を読みました。
この本を選んだ理由
前回読んだドミニック・ローホーさんが書かれた「ゆたかな人生が始まるシンプルリスト」で、好みや想いを明確にする重要性が書かれていました。
そこで、「手帳術」に興味を持ち、選びました。
読んだ感想
一生のうちに使える時間には、限りがあります。
たとえば、20歳から60歳までの40年間×365日=14600日
三分の一を睡眠時間とするならば40年間で約9740日分
それほどに大切な時間なら、それを使う価値があるところに使った方がいい。そうでなければ不満はつのり、生きていても楽しくなくなってしまいます。
数字で表されると突き刺さる様に痛い。
もう40歳近い私、9740日の半分ってことですよね。もっと具体的に生き方や人生を探っていきたいと思いました。
無数の「したい」の中での選択は、十も百も連続してつながっていき、やがて大きなレールとなり、いつのまにか私たちを遠い先へと運んでいきます。そして、そうやって運ばれてきた地こそが、今、自分が立っている場所なのです。
あなたは今、本当にいたかった場所に立っていますか?
自分の胸に手を当て聞いてみました。
私は「したい」を仕事にしています。充実していて、仕事に誇りを感じています。「いたかった場所」に立っていると思います。
ただ、なんとなく空虚感があるのも事実です。
目標に向かうぞ!と決心したのに、部屋の大掃除をはじめてしまう。
一体なぜでしょう。たとえうまくいかなくとも、自分の知っている状態のほうが、少なくとも安心感はあるものです。そのために未知へのチャレンジよりも、安心を選択してしまう。
心の力のみで夢をかなえることはできません。周囲で成功している人を観察してみると、夢や目標をかなえている人は、小さなTODOを、実にていねいに行動に移しています。
夢って見るだけのものではなくて、達成する「目標」であって、決して待っているだけじゃ叶わないんだと思う。
夢を達成するためには、必ずしなきゃいけないことがあって、それを確実にやり遂げていく、その中で一歩一歩確実に夢へ近づいていくんだろうな。
これから
読書ノート、書くのが楽しくてどんどん書き進めていたけれど、「何のために始めたか」という忘れかけていた大切なことにこの本は気づかせてくれた。
そう、自分の思い描く人生を歩むためだった。
私の心が本当に望むことって何だろう。
その望むことのために、時間を使って幸せに生きていきたい。
それと同時に、本にも書いていたけれど、「今」を大切にしたい。
DO(=したい)やHAVE(=手に入れたい)も大事、だけどBE(=~であること)も大時