【書評】NO.8「おかたづけ育、はじめました。」を読みました
本の記録NO.8
整理収納アドバイザーEmiさんが書かれた「おかたづけ育、はじめました。」を読みました。
この本を選んだ理由
まずは、この表紙の写真。
おもちゃがとても分かりやすく片づけてある。
この写真を見た長男も「うわぁ、すごい分かりやすい」と。
思い返せば、児童館も保育園もこんな風に、おもちゃをどこに片づけたらいいか一目で分かるように写真を貼っていたな。
「おかたづけ育」
片づけが苦手な私だけれど、子どもとともに成長できたらなという思いで、この本を選びました。
読んだ感想
子どもが手に取れる高さに子どもの食べるものを
Emiさんのお宅の冷蔵庫では、野菜室が一番下にあって、そこにお茶が入っていました。もちろんコップも子どもが取れる高さのところに置いてある。
「のど乾いた」「牛乳飲みたい」
そろそろ自分でできることは自分でしてほしいなと思っていました。
長男はもう注ぐことはできるので、あとは自分で取ることができたら...
ただ、うちは、冷凍庫が一番下なので、どうしたらいいかな...と試行錯誤中。
帰ってきたら、帽子、アウターは玄関のカゴに放り込み
自分のお皿は自分で下げるように。テーブル拭きも子どもの担当
保育園の汚れものを洗濯カゴに入れるところからスタート。明日の準備も一人でできるように。
子どももどこに置いていいか分からないから、アウターも保育園カバンも放りぱなしになるんですよね。それを片づけ、次は、保育園カバンから汚れ物やお箸箱など、私が洗濯カゴやキッチンに持っていき...
全て一人でしていました。
ある日、保育園に送っていってから、息子の様子を見ているとびっくり。
アウターをハンガーにかけ指定の場所に吊るしているんです!
「えっ、ハンガーにかけるのできるんやん!」
いや、待てよ、思い返せば、連絡帳、コップ、スプーン、お着換え...etc
もう2歳児クラスの時には、登園後に一人で指定の場所に片づけることができていました。
子どもたちにはもうすでにできる力がある!!
確信した私は早速…
「今日から、帰ってきたら、保育園カバンの中身を出して、OOは洗濯カゴ、OOはキッチンに持ってきてね。
それから、保育園カバンとアウターはこのカゴに入れてね。
できるかな?おまかせします!!」と言うと、
「うん!!」と嬉しそうな長男と次男。
我が家の兄弟は頼りにされるのが嬉しかったようです。
しっかりできています^^
このリズムができてから、今度は食べ終わったお皿は自分で下げることをお約束。
ご飯を食べて、「ごちそうさま」をして、お皿を下げて、おしまい
というリズムがきちんとできています。
テーブル拭きも兄弟交代でしています。
帰宅後すぐにお風呂
いやなことがあっても、お風呂に入って気分転換
楽しいこともお風呂に浸かりながらゆっくり聞く
この本を読むまでは、夜ごはんの後に、お風呂に入っていたのですが、そうすると、ご飯を食べ終わると気が抜けてしまって、お風呂に入りたくなくなる笑
子どもたちもご飯の後は、遊びたいようで。
早速、帰宅後、すぐにお風呂、夜ご飯の順番にしてみると、親としてもするべきことはすべて終わっているので、ご飯の後にすごくゆとりができます。
子どもたちもご飯の後に遊ぶことができて嬉しそう。
何よりEmiさんも書かれていますが、親も子も外でたくさん頑張っていろいろな気持ちを持って帰ってきていると思うんです。
いやなことも、うれしいことも、怒りも、悲しみも。
それが、お風呂に入るとキレイさっぱり、すっきり!
たくさんお話しして、たくさん笑って。
私は、お風呂に入ることで、お家モードにスイッチが切り替わるんじゃないかなと思います。
これから
長男の育休明けは「とにかく自分が頑張らないと!」という気持ちが大きすぎて空回りしていたように感じます。
今、思えば、もっと子どもを巻き込みながら家族みんなで成長していけば良かったと反省。
「自分でできることは自分でする子」
「いつも整理整頓された部屋で過ごし、散らかるといやだなと感じる子」
であってほしいと思っています。
そのためにもまずは親が仕組みをしっかり作っていく必要があると思います。
私ももっと整理整頓やおかたづけについて学んで、家族が気持ちよく暮らせるお家づくりをしたいなと思いました。