ほんのむし

本が好き。本の記録。読書を通して自分自身を見つめなおしたい。

【書評】NO.9「シンプルに生きる」を読みました。

本の記録NO.9

ドミニック・ローホーさんが書いた「シンプルに生きる」を読みました。

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この本を選んだ理由

ミニマリスト」と検索したときに出てきた「ドミニック・ローホーさん」

「日本の方じゃない人」というのが新鮮で選びました。

 

読んだ感想

人生の80%で着続ける服は、ワードローブのなかのたった20%という話もあります。

シンプル主義を実践し、「少なく」もつことを選択すると、「まあまあな服」と「少しはましな服」で満杯になったぎゅうぎゅうの洋服ダンスから解放されます。

「着ていく服がない」

身支度を整えている私がよく発する言葉です。

すると、主人が「えっ?こんなに服があるのに?!」とクローゼットをのぞく。

そうなんです、服は好きなので、流行の服、捨てられない服...たくさん持ってはいるんです。だけど、着てみると「なんだか似合わない...?!」「まぁ、とりあえずこれでいいか」とモヤモヤした気持ちになる。

時間がないかららそのまま外へ出るものの、その日一日なんだか自分に自信がもてない、そんな毎日の繰り返し。

 

毎日の積み重ねがあなたの将来をつくる。

だからこそシンプルな時間管理で時間の質を高めることが大切

 

人間とは、時間が足りないと嘆きながら、同時に時間を無駄に使ってしまうもの。

「あれもしたい」「これもしたい」と忙しいときは思う。

なのに、いざ時間ができると何をしているのか。

振り返ってみると、SNSを見ていたり、お菓子を食べていたり。

したいことをしているのか、時間を大切にしているのかと自問自答しました。

私はつい身近でラクなものに手を出しがちです。

今の私は、本を手に届くところに置く必要があると思いました。

 

ひとは自分ひとりでは叶えられない幸福を、他人に求めようとします。けれども、自分を取り巻くできごとに対して、責任があるのは自分だけです。

幸せになるためには、他人を当てにしてはいけません。

尊敬すべきは、他人に何も求めない人です。そういう人は、自分の内に永遠の可能性を見つけれられるでしょう。

「家族がこうであったら」「仕事が、職場がこうだったら」

周りの環境を責めるのは簡単で、自分のうまくいかない原因や不幸の原因を周りに求めてしまう。そして、キラキラ輝いている人を見ては、自分と比べて落ち込む傾向が私にはあります。

❛❜自分を見つめて、自分の内にある可能性を見つけていく❛❜

自己対峙して、自分を責めて終わるのではなく、その後、自分の内にある可能性を見つけ生かしていける、そんな人になりたいです。

 

心に秩序をもたらすということは、ものを片づけるのと同じで、役に立たない考えを取り除き、より需要な事柄のために、心の中のスペースを確保することです。

この言葉、心にすっと入ってきました。

整理整頓やお片付けは、生き方にもつながってくるんですね。

心の中って見えないから扱うのが難しいけれど、まるでモノを片づけるように、ひとつひとつ整理してきれいにしていく心がけをしようと思いました。

 

これから

ドミニック・ローホーさん、読了したとき「あぁ、出会ってしまった」という言葉が思わずこぼれました。

言葉一つ一つがすっと胸に入ってきて、頷きながら読み進めました。

とにかく読み進めたくて、あっというまに読み終わってしまいました。

ドミニック・ローホーさんの本をこれからも読み進めていきたいです。

 

服の見直しをしたいです。

自分にとってお気に入りの服やコーディネートを追求していきたい。