ほんのむし

本が好き。本の記録。読書を通して自分自身を見つめなおしたい。

【書評】NO.1~5 ゆるりまいさん

ゆるりまいさん

「わたしのウチには、なんにもない1.2.3」

「なんにもない部屋の暮らし方」

「なんにもない部屋のもの選び」

を読みました。

f:id:a-loving-home:20181224054138j:plain

 
この本を選んだ理由

私も主人も実家はモノが多く、自分たちもお片付けが得意ではない。

そんな2人が結婚したもんだから、家の中は必然的にモノが多くなり…

でも、そんなこと気になりませんでした。

 

共働きで帰りは遅い、休みの日はとにかく外出

インテリアなどにも全く興味がなく、まぁ「こんなもんでしょ」という感じ。

 

そして、長男出産後は初めての育児に毎日クタクタ、ヘトヘト。

子どもが増え、さらにモノは増える一方。

 

長男、次男と出産し、少し育児にも慣れてきたころ、なぜか部屋の汚さが気になり...

家にいることが増えたからだと思うのですが、部屋を見渡すたび、

「なぜ、こんなところにこんなモノがあるの?」

「これ、いつ使った?」

 

誰か遊びに来る予定が決まればドタドタと掃除する。

片づけて、また散らかって、また片づけて...

 

一体、私は何をしているんだろう

 

そんなときに出会ったのが、ミニマリストという言葉でした。

ゆるりまいさんという方が少ない物で幸せな生活をしているといった記事を読み、

早速図書館へ行くことに。

 

本を読むなんて、自分のために図書館へ行くなんて何年ぶりだろう。

ワクワクしながら帰ってきたことを覚えています。

 

読んだ感想

きれいな部屋で何気ない毎日を過ごせることが幸せ

掃除の後、家の中を通り抜ける風は最高に心地いい

 

わかる、わかる、と思わず頷きながら読みました。

「掃除しなきゃ」と重い腰を上げ、初めは憂鬱だった気持ちが、掃除していくうちに、なんだか気持ちが軽くなる。

寒い日も、部屋中の窓を全開し、掃除する。ひんやりした風が気持ちいい。

掃除した後は、きれいな部屋を眺めては自分を褒めたくなる。

 

持ち物全体が見わたせるクローゼット

「開けてもきれい」を目指す収納

 

「これ、人住んでるの?」「これだけで足りてる?」

と思わず声をあげたくなる、ゆるりまいさんのお部屋の写真。

修行僧のような、凛とした佇まいのお部屋。

今の私には、ここまでは無理かもしれない、だけど、目指したい。

押し入れやクローゼットは目隠しの場所、モノを詰め込む場所と思っていた私には衝撃でした;

 

常に「今」の自分に必要か問いかける

不確かな未来のためにスペースをさくより、処分してできたすっきり

 

ミニマリストの方って「今」をとても大事にされている。

一方、私はというと、「とりあえずとっている思い出のモノ」「とりあえず買ってみた未来へのモノ」が結構あります。

わたしはお金で「幸せ」や「安心」または「自己顕示欲」なんかを示そうとしているけど、ゆるりまいさんは、きっとそうじゃない基準があって、これからもその基準を探っていきたいと思いました。

 

これから

もっともっとミニマリストの方の本を読みたい

「お掃除」「断捨離」について知りたい

 

よし、本を読むぞ!!