ほんのむし

本が好き。本の記録。読書を通して自分自身を見つめなおしたい。

【書評】NO.126 水島広子さんが書かれた「「いつも忙しい」がなくなる心の習慣」

【書評】NO.126

水島広子さんが書かれた「「いつも忙しい」がなくなる心の習慣」を読みました。

f:id:a-loving-home:20190513060531p:plain

 

 

【読書ノートに書いた言葉】

 

「あれも終わっていない、これも終わっていない」と考えることに

時間とエネルギーを使ってしまってい本来するべきことができない。

 

人は不安や焦りを感じると、それを感じないですむように、

何か少しでも気が休まることで時間を潰したくなる。

 

「忙しさのメガネ」をはずす早道、「忙しさのメガネ」をはずすことに意識を向けるよりも、「今に集中しよう」ということだけ意識する

 

「やり残した」ではなく「ここまでできた」
「やり残した」という気持ちが出てきたら、自分はわざわざ現実を「忙しさのメガネ」で見て自分を追い詰めているのだということを意識する。

 

人は、周りに振りまいている雰囲気そのものを、

自分も受け取るようになっている。

 

育児や家事の両立…ただ生き延びているだけで「自分は今すべきことを全部やっている」と自分を満足させることが必要な時期

 

効率が人生のゴールではない。
私生活は「どれだけ自分らしく過ごせるか」「どれだけ自分の滋養になるか」を中心に考えてみる

 

【本の感想】

以前、水島広子さんが書かれた「怒らないですむ子育て」を読んだときに、

 

a-loving-home.hatenablog.com

 

Instagramのフォロワーの方から、この本を紹介され、私も読んでみました︎

 


私は小1と年少の男の子2人の母です。


フルタイムで働いていて毎日バタバタなのですが、父の介護の問題が生じました。
2018年12月頃に余命宣告され、今は自宅療養中。

1年もたないだろうと言われています。


私は、休日も含め、週1〜2回程度父のお手伝いに行っています。

平日は仕事後に行くこともあります。


まだ母も働いているので、家族が一丸となって父を支えています。
裕福な家庭ではなかったので、もちろん母が仕事を辞めるわけにはいかず…

父はなんとか家の中は歩けていたのですが、最近、歩くことができなくなり、トイレの問題が生じてきました。

今はなんとか介助をしてもらってポータブルトイレに行けるようになりましたが、
先の見えない介護。

そんな中でこの本の、

「育児や介護とお仕事の両立の時期は、ただ生きているだけで自分を褒めていい」

という言葉には救われました。

あれもできていない、これもできていない、と忙しさに追われ、時間やお金がなくなる現実に嘆く日々。

そんな時こそ、

「今日も生きている」

「今日も笑顔が見られた」

と自分を励ましていけたなら…


「忙しさのメガネ」で自分を追い詰めることをせず、

日々できることを精一杯していこうと思います。