ほんのむし

本が好き。本の記録。読書を通して自分自身を見つめなおしたい。

【書評】NO.94 苫米地英人さんが書かれた「「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」を読みました

本の記録NO.94

苫米地英人さんが書かれた「「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」を読みました。

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本の記録

ゴールがないから、
あなたの一瞬一瞬がゴールのためではないから、
感情に振り回されてしまう。
目指すべきは「嬉しい」「楽しい」「幸せ」という気分ではない。
目指すべきはゴールです。

 

抽象度の高いゴールに向かって生きている人は、苦しさも楽しさも関係なく、ただひたむきに生きているのです。

 

自分自身の価値観だと思い込んでいるものが、実は他者から刷り込まれた価値観であり、自分のモノサシで生きていると思いながら、本当は他人から与えられたモノサシで生きている。
それがあなたの真の姿なのです。
他人のモノサシで他人がヨシとする人生を生きている。

 

ゴミでいっぱいの「これまでの自分」を一度ゼロにする。
そして、自分が本当に望むものを自分のモノサシで選び直す。
それが「自分を変える」ということです。

 

失敗したら「自分らしくないな」と思うこと。
ネガティブな自己対話をなくし、ポジティブな自己対話をルールにすること。
「自分はできる」「頭は常にクリア」

 

ゴールは現状の外に設定する。
本音にフタをしない。
自分中心を捨てる。

 

自分の未来は最高であると確信して生きている人にとっては、どんな過去の自分もどんな困難にある現在の自分も、最高の自分になります。

 

現状に恐怖は必要ない。

 

1.感情
2.他人のすりこみ
3.これまでの自分
4.マイナスの自己イメージ
5.have to
を捨てる

 

これらが、心に響いた言葉です。

 

どうして、これらの言葉に惹かれたかと考えてみたとき、2つの原因があると思いました。

 

まず1つめは「生活のこと」

 

私は2人の男児の母です。

最近、子育てに、父の介護に、お仕事に…と頭がいっぱいになります。

 

子育てとお仕事の両立はもう5年ほどになるので少しは慣れたつもりなのですが、

突然、直面した父の介護問題。

父は難病を発症したのですが、昨年、秋ごろから一気に体調を崩し、歩行が困難となりました。

私はフルタイムで働いていますし、父とは同居ではありません。

早く帰宅できた日や週末しかお世話ができません。

ですので、平日はずっとヘルパーさんや訪問看護師の方のお世話になりながら暮らしていたのですが、状況はどんどん悪化するばかりで...

父も、死の恐怖からか暴言を吐くようになりました。

 

介護する方も、介護される方も疲れてしまい、今はレスパイト入院中です。

 

退院したら、また父の生活について考えなければなりません。

 

ふと現状の苦しさに「いつまで続くのか...」と落ち込むことがあるけれど、

「残された時間を幸せに過ごしてほしい」というのが私の願い=父のゴールであると思います。

父の体調や言動に一喜一憂してしまうこともあるけれど、そんな時こそゴールに目を向けるようにしていきたいです。

 

 

そして、2つめは「人と比べてしまうこと」

 

私は人と比べて落ち込むことがたくさんあります。

自分に自信がありません、悲観的に物事を捉えがちです。

 

今は、特に、父の介護に関してネガティブな考えでいっぱいになり疲れることもたくさんです。


疲れるとついSNSを見てしまう。

そして、他人のキラキラした生き方と自分自身を比べ落ち込んでしまいます。

 

私は「お家を整えたい」という想いから読書を始めました。

だから、キレイで整ったお家に住んでいる人に強い憧れがあります。


ただ、人の真似をして生きようとしても、どこがで空虚感を感じモヤモヤしているのも事実。

私は何を目指しているのか

どんな人生を送りたいのか

それ以前に私はゴールを持っているのか。

もう一度、自分自身を見つめなおしたいと思います。

 

自分の未来は最高になると確信して、すっきり前を向いて歩いていきたい。

 


通勤の途中、ふと目をやると菜の花が咲いていました。

 

4月ももうすぐ。
「冬は必ず春となる」
自分らしく花を咲かせたい。