【書評】NO.72 有元葉子さんが書かれた「使い切る」を読みました
本の記録NO.72
有元葉子さんが書かれた「使い切る」を読みました。
本の感想
入れたものがスムーズに流れて、
循環しているのが快適な暮らし。
ものをとっておく場所が小さいほど、
ものはよく「動く」
今あるこの空間を自分なりに精一杯美しく使っていると、より良い空間が次に待っている
自分に与えられたものを大切にして、頭と心をよく使い、その環境なり、縁なりを充分に使いきる。
そうすれば自然に次へとステップアップできる
自分自身も使いきりたい。
「充分使ったから、もういいや」とまわりに思ってもらいたいし、自分自身も「充分に使いきった。はい、さようなら」と思える人生が理想です。
そのためには、ちゃんと食べて、ちゃんと動いて、健康でいなければなりません。
料理も家事も人生も大事なことは一緒。要は自分を使いきることです。
以前に読んだ「毎日すること、時々すること」がとても読みやすく、
また、有元さんのステキな歳の重ね方にも惹かれ、もう一冊読みました。
有元さんがおっしゃっている「全力を出し切る」「自分を使いきる」
これって思っていてもなかなかできない。
つい、楽をしようとしたり、力を出し惜しみしたり…
「大切にする」って、きっと「使い切る」
ってことなんだろうな。
その場を全力で生きなければ、何も得ることができない。
人生の最期に後悔がないよう、惜しみなく力を出しきりたい、人生を楽しみたい…と思いました。