【書評】NO.149 メンタリストDaiGoさんが書かれた「週40時間の自由をつくる 超時間術」を読みました。
本の記録 NO.149
メンタリストDaiGoさんが書かれた「週40時間の自由をつくる 超時間術」を読みました。
「自分を操る 超集中力」
「人を操る禁断の文章術」
に続き、DaiGoさんが書かれた本を読むのは3冊目!
今回は「時間術」に関する本書を読みました。
・物理的な時間がない
・やるべきことが多い
・忙しい人は仕事ができる
まずは、これら時間にまつわる3つの勘違いを見事に打ち破ってくれます。
正しくは...
・物理的な時間がない
→日本人の労働時間は減り続けている
・やるべきことが多い
→「やるべきこと」があればあるほど退屈をまぎらわすことができ、
大きな安心感を抱くことができる→自分自身が招いた災害かもしれない
・忙しい人は仕事ができる
→忙しい人ほど脳の機能が低下し生産性が落ちている
では、こうした
間違った時間感覚を正すためにはどうしたら良いのか
一般的によく言われる
・ToDoリスト
・資料フォーマットの統一
などの「時間術」は対処療法であり、
・時間不足がただの錯覚であると気づくこと
・日常のプレッシャーが生み出す不安やストレスをうまく処理すること
によって、「時間不足」をもたらす本当の原因を叩こう
とDaiGoさんは本書を通じて伝えています。
しかし、なんせその1歩が難しい。
目の前にたくさんの「しなければいけないこと」が書かれた付箋があり、
締め切り間近の書類が山積みにされている。
私あての電話がかかってくる一方で、メールの返信もしないといけない。
「今、この状況をなんとかしてほしい!!」
「全ての仕事を終わらせてしまいたい!!」
と叫びそうになる自分がいる。
だけど、こんな時こそ深呼吸
確かに「忙しい」が口癖で目の前の本当にやるべきことに集中できていない。
なんとかしたいと書類や付箋を無意味に片付け(移動し)てみたり...
「1つのことを自分で背負いすぎていないか」
「1つのことに時間をかけすぎていないか」
と思考を巡らせてみたり...(今更;)
結局、1つ1つのことを俯瞰したり、精査したりする前に
なんとなく「取りかかってしまっている」のではないか。
すぐには、無理かもしれない。
だけど、ゆがんでしまった「時間感覚」をなんとか正していきたい。
ー時間感覚を正す7つのフィックスー
①ゴールコンフリクトを正す
②時間汚染を防ぐ
③呼吸を変える
④リフレーミング
⑤親切
⑥スモールゴール
⑦自然
ー数秒から数分で取り組めるストレス対策ー
・楽しい記憶を思い出す
・休暇の計画を立てる
・慈悲のプラクティス
脳は少しの変化でもパニックを起こす繊細な器官
作業の時間・切り替えのタイミングは事前に決めておく
時間不足を生み出す最大の要因は不安とストレス
「究極の成功とは、自分のやりたいことをするための時間を自分に与えることである。」 レオタイン・プライス